甚雨(ひさめ) 模した 滂沱(ぼうだ)に集(すだ)く偽善の音(ね)達も
耳を劈(つんざ)く狂騒(きょうそう)に酷似して世界を閉ざした
号哭(ごうこく)贖(あがな)う褥(しとね)
もう救いの手なんぞは何処(どこ)にも無くて迂愚(うぐ)を嘆いた
君死に給ふ(たまう)こと勿(なか)れ の聲(こえ)も疾(と)うの昔に 萎(しぼ)んで消えた

生き続けることは罪ですか 苦が正だと
其れ即ち悦(えつ)は罰ですか 誰が決めたの
誰が主役の物語だ 僕ではない馬鹿らしいな

牢獄(ろうごく)見紛(みまが)う一命(いちめい)
夢現(ゆめうつつ)は廉価(れんか)と朧(おぼろ)に斯(か)くて自我を凪いだ
未(ま)だ死に惑う此の様で見窄(みすぼ)らしくも生きてら どうだって良いだろ

命短し、恋せよ乙女。其の命捨てたくて嘆いてんだ
待って待ってもう一回、やり直しは出来ないか?
実に酷じゃないか?

死を願ってることは悪ですか この命を
扱う権利が僕には無いと云うのですか
枯れた花弁(はなびら)落とすことすら許されないと云(い)うのですか

僕が憂悶(ゆうもん)の日々を生きても
其れがだんだん聲(こえ)奪うとしても
産まれたものは仕方ないので一応まだ生きてみんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

曰く、人生らしい/初音ミク 歌詞

【曰く、人生らしい/初音ミク】の歌詞です。

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投稿日:2020/04/13 12:53:26

文字数:525文字

カテゴリ:歌詞

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