title:僕がいた

あるがままなんてね 駆け出した
壊れそうな声で喉を掻き切る 痛みが走る
いつかまたなんてね 手を振るよ
垂れ流した音は耳を零れる 歪んで濁る

糸遊び 意図を解いて いと美しく
融けてね 交わってね 消えて行く

ほら見てて 僕はバランスを崩して
何が正しいかなんてどうでもよくて
ただハラハラって 目の前で
僕を拒んだ世界が散って行くんだ
両手を広げて後ろにダイブ
真っ逆さま 落ちて 空中分解

なんて ココロが揺れた

触らないでなんてね 震え出す
張りつめた弦が僕を引き裂く 赤色染まる

夢遊び 夢に溺れて 夢幻(ゆめまぼろし)と
触れてね 染まってね 何でだろ

ただ痛い いつもサヨナラをするんだ
僕が嬉しいと誰か悲しそうで
ねえユラユラって 真っ白で
僕は拒んだ世界と散って行くんだ
何かを求めて溺れる魚
息苦しく 堕ちて 理解不能

これは ココロの隙間

あれ?僕は何でここにいるんだろ
あれ?これは何でここにあるんだろ
いつもね 思うよ ココに あるよ
触れたってしょうがない
気付いたってしょうがない
それでもね ココに あるよ
僕があるよ

ひらひらり 僕はバランスを崩して
何も正しくなんてないんだって
でもキラキラって いつもって
僕が望まなくたって散っていくんだ
両手を広げた溺れる魚
真っ逆さま 墜ちて 思考停止

なんて ココロが塗れた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

僕がいた

きっとねココには「僕がいた」

閲覧数:187

投稿日:2012/08/12 08:01:26

文字数:598文字

カテゴリ:その他

クリップボードにコピーしました