投稿作品19作品
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title:月下ノ花
朱ク 染マル スゝキ野ニ
ヒラリ フラリ 風ノ舞
凜ト 響ク 笛ノ音
「文ナド要ラヌ」
君ヲ 愁イ 想イ 焦ガレ 契 叶ワヌママ
蕾 解レ 涙 花弁 ハラリ...月下ノ花
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title:一つ
あなたの大きな手が 何時の間にか手を繋げている
そっと握り返したら ぎゅっと握り返して来る
そんな些細な事が嬉しくて少し胸に沁みた
痛みを抱えた 忘れないと呟いた
この声は届いているかな?
またあなたは「届いているさ」と笑うんだろう
あの時見えなかったモノが あなたの隣でカタチにな...一つ
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title:Pandora
汚れたノートと小さな箱を隠した
鞄の奥底の見つからない所に
カナリアが鳴いていた
知らない声で鳴いていた
僕しか知らない秘密があるんだ
誰も知らない 君も知らない
風がね、くすくす笑ってた
ああ、君は知っているの?
この箱の中身を ...Pandora
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title:僕がいた
あるがままなんてね 駆け出した
壊れそうな声で喉を掻き切る 痛みが走る
いつかまたなんてね 手を振るよ
垂れ流した音は耳を零れる 歪んで濁る
糸遊び 意図を解いて いと美しく
融けてね 交わってね 消えて行く
ほら見てて 僕はバランスを崩して
何が正しいかなんてどうでもよくて
...僕がいた
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title:サヨナラミライ
繰り返した 夢みたいに 僕たちは
崩しては また積んで 重ねてく
壊すことに なんの躊躇いもなくて
そこで夢見る理想郷(ユートピア)
出来ればきっと大きな城になる
軽快な 夢の続き 膨らんで バルーン...サヨナラミライ
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title:BATTLE WINGS
確かなモノなんてここには無くて
ダレかを信じる力も無くて
手を拱いて見ているだけなら
何も知らない無知な子供
時間の落とし穴叩きつけられて
滲む血は生きてるアカシ?
付けられた価値と言う名の枷
痛くないの?
自由を失った...BATTLE WINGS
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title:雨音
どこからきたの?
いつまでまつの?
喋れない君に
問いかけてみる
ひっそりとつつむ
傘の下で
静かにぽつり
歌ってみせる
ふわり ゆれる...雨音 (読:あまおと)
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title:音色
音を拾い集めて 僕は歩き続ける
いつか僕だけの音を 強く響かせるため
ふらりバランス取って 両手を差し伸べたら
ふわり水面に浮かぶ 音の流線形
この声が この詩が この音が
いつか消えていくとしても
この気持ち この願い この夢は...音色
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title:Blossom
ひらり舞い散るひとひら ココロ奪われて
薄紅香る午後の風
僕らがいた 遠い春の日
こんな遠い場所(ところ)まで来たよ
君には届かないかな
また ほら すり抜けて
キラキラと煌めく思い出(宝物)は...Blossom
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「3331を歌ってみた GP3先行」
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title:祈り
デタラメに並べた言葉の羅列に
何の意味があるのか知らないけど
いらないならいらないって言ってよ
子供じゃあるまいし
なんでも与えればいいと思ってる?
そんな冗談はやめて
いらない、僕は欲しくない
そんなものならいらない。
両手を合わせて祈りを歌う もしもなんて言わない...祈り
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title:ひとりごと。
一人きりたたずむ午後の陽ざしに埋もれて見た夢
数えきれる夢なんて忘れちゃったよって呟いてみた
寄り添うわけでもなく 手をそっと握るでもなく
ただただ隣を歩く微妙な距離感 心地いい君の声
全部フラッシュバックして曖昧な夢を見る僕を叱る
どれだけ願ったって届かないことは知ってい...ひとりごと。
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僕らは気付いていたんだ。
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title:Dark Umbrella
一つ、灯りを燈して合図
君の手をぎゅっと握って走り出す
緑を駆けて空の縁までと風が告げた
ほら もうすぐ始まる 薄紅色に呼ばれて
ほら もうすぐ会える 『君』と『君』に
焼ける空から降りてくるDark Umbrella
群青色の雲 吐き出して 溜息混じりに色を...Dark Umbrella
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title:声
僕の右手は 君の左手を 掴むことがちゃんと出来たの?
いつも聞き流してた 君の声も 僕の耳は今ちゃんと聞いているの?
繋がってるように見えて 実は別々のココロ
ちゃんと触れているよ ちゃんと聞いているよ
歌う君の 姿は とても きれいだ。
ちゃんと僕に聞こえるように
ちゃんと伝わる様...声
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title:スペース
君が見ている景色の中をそっと覗いて見てもいいかな?
そしたらさ君のビジョンの空白にきっと僕も写るじゃない?
君が聞いてる音の中を僕も一緒に歩いていいかな?
そしたらさ君の意識の空白にきっと僕も写るはずだよ
膝を抱えて泣いてた孤独を酷く嫌う君の
望んでたものを一緒に探してあげたい...スペース