「涙の理由」
私は、まだ知らなかった....
恋が、こんなにも苦しくて、悲しくて、嬉しいものだとは....
私、那谷希央莉は、彼氏募集中です。
「おーい」
(ん?げっ!)
「きーおーりぃー」
はぁー、えとこいつは二宮錬、わたしのおさななじみ(しつこい奴)
「ねぇ、きおり!」
「なにー!」
「オレ、きおりの事....好きだ!」
ドキッ
「はぁ?」
「うっそーだまされたー!」
「は、はぁ?だまされてないしー」
「だまされた顔してるぅー」
私は今.....
「してないしー」
今、なんでドキッて、したんだろー?
「はぁー」
私はあのときなんで、ドキッてしたんだろー?
「おーい、どーしたのぉー」
「タメイキなんかついちゃってぇー」
「え、あ恵美、香奈、」
「えーまさか、うちらの存在にきずいてなかったぁー?」
「ひどぉーい」
「え、いやちょっと悩んでて.....」
「何お?」
キーンコーンカーンコーン
「あ、チャイム鳴ったから.....」
「うん、分かった」
<休み時間>
「で、どーしたの?」
「それが、ごにょごにょでー」
「うーん.......」
「....分かったぁー」
「それは、恋だよ恋!」
「えええええええ、」
え―
オイっちょっと待て私、そんなワケないない(むしろ嫌ってるし)
「そんなワケないじゃぁーん」
「まぁー希央莉は、恋した事ないもんねぇー」
「うんうん、恋すれば分かるよぉー」
「はぁー?」
ムー、何よ二人して、
あんな奴.....好きなワケないじゃん.......
<放課後>
あんなしつこい奴......ほらまた、
「きぃーおーりぃー」
「はぁー」
「どーしたのー?」
お前のせいだ(怒)
「あっ!もしかして昨日の事....」
ドキッ
「今、顔が赤くなったぁー、もしかしてオレの事.....」
「それ以上言わないでっ!」
「人の気も知らないでっ、バカァッ!」
ダッ
ダッダッダッ
アイツなんか............
「大っ嫌いなんだからぁー」
そう、大嫌いなハズなのに.......
ポロっ
なんで、涙が....
もしかして.......
「私、本当にアイツの事好きなの?」
ザッ
<翌日>
「希央莉ー起きなさーい」
ボフッ
「やだ....」
ちっちゃく言ってみた、
だって、起きる勇気なんてないよ....
「はぁー」
私は、結局無理やり起こされた....
今日は校が休みだから.....仕方なく部屋お片づけた、
その時
ピンポーン
だれかが来た....それから母が
「錬君が来たわよー」
えっ!?アイツ!?
「っ......!」
一瞬息が止まった、それから.....
「断ってー」
言葉があふれ出てきた....
そしたら
「嫌いでも、なんでもいいからコーイ!」
って、アイツの声が返って来た
ホントは、行きたくなかった....
でも、足が勝手に動いてた.....
私は、ぼーっとしているうちに、家の裏庭にでていた
そしてアイツに
「オレ、希央莉の事好きだ」
って言われた.....
私は、断りたかった....でも、今日は何でも勝手に動く...
だから私は
「私も、好きっ!」
って言ってしまった
でも、ホントにアイツの事が好きだったのかもしれない.....
<翌日>
「希央莉ー!」
「大変だよぉー!」
ん?いいお知らせでも、あるのかな?
「どーしたの?」
「それが、錬君がっ!」
「うん」
「交通事故にあったって!」
「え....?」
え?やめてよ、そんな冗談....
「ははは、そんなの冗談にきまっ」
「冗談じゃないよっ!」
「教務室でセンコーが言ってた!」
え、そんなっ行かなきゃっ!
ダッ
「あっ、ちょっと!」
ダッダッダッ
早く、早く行かなきゃっ!
<病院>
ピー
「錬っ!」
「あ、希央莉ちゃん....」
「おばさん」
ピー
「あ、錬?」
「ごめんねぇ、錬ったら運悪く車に轢かれちゃって...」
え!?ちょっとまってよ、錬は死んじゃったの?
そんな、ヒドイよ....そんな....
「そんなぁ~」
「え~ん」
<二宮錬葬式当日>
ねぇ私、錬に言いたい事あるよ
まずは、バカとか言ってごめんね、でも私はそんな錬が大好きだよ
次に、私の涙の理由お教えてあげる、それは錬が私の目の前から消える事だよ、
だって小3の時の錬が40°の大熱だした時、凄い心配したもん
でも、もういないんだよね.........
だから、だから天国で見守っててね
終わり
これもうちのブログに載せてある作品でーす☆
まぁ一応感動作品(?)的な感じに書きました
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