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【KAITO】おもしろきこともなき世に【オリジナル完成版】

<1番>
時の流れに掉さして 
我が世の春謳歌する
有象無象に背を向けて 
鬼神となり駆け巡る

到る所の青山の地に
香りを添える紅梅の花
優しいその手で抱きしめて 
三千世界の鴉を殺して
主(あなた)と朝寝がしてみたい

遥かに望む象頭山 
雪と見紛う隅田の桜
去りし日は遠く遠く
武士(もののふ)は何に泣く

人間の冷暖は塵夢に帰し
世情の栄枯は水泡に付す
自ら笑う我が心拙にして
夢は迷う

【間奏】この身を抜け出でて夢は走る六十州

<2番>
西行く人を慕いつつ
夕陽を背に進んでく 
世俗の名利打ち捨てて 
孤独を抱え旅を行く

手折りかざさん紅梅の枝
三味を鳴らせば粉糠雨
優しい姿は誰のもの
三千世界の鴉を殺して
主(あなた)と朝寝がしてみたい

果てなく続く蒼天の空
馬関海峡我が艦は行く
去りし日は遠く遠く
武士(もののふ)は何に泣く

人間の冷暖は塵夢に帰し
世情の栄枯は水泡に付す
自ら笑う我が心拙にして
夢は迷う

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誰に語ろうか聞かしょうか
明日のことなど知りはせぬ
燃えて散るのは彼岸花
三千世界の鴉を殺して
主(あなた)と朝寝がしてみたい

独り佇む天涯の際
帰し方行く末何をか言わん
去りし日は遠く遠く

去りし日は遠く遠く
武士(もののふ)は何に泣く

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投稿日:2016/06/01 08:41:11

長さ:04:04

ファイルサイズ:5.6MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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