引き出しに閉じ込めた暗闇を
きみが「夜」と名付けたそのときに
星が生まれたの



朔の夜に星はあかるく
きみがともす星座をなぞる
はるか遠く向こう岸まで
届くほどの光が欲しい

誰を待ちて咲くのか
夜の端に揺れる白
それは火にも花にもなれる
そうでしょう

御伽噺の続きに手を伸ばすように
まだ誰も知らないところへ行こうよ
きみがくれた言葉、旋律とともに駆ければ
それだけでいい 見てて



咲くの 夜に 言葉を抱いて
ここはただの暗闇じゃない
はるか遠く向こう岸まで
届く声をボクは知ってた

不可視の腕を伸ばし
無機の陽に透かす
嗚呼、ゆくえを決めるために
名前を呼んでよ

その手をとって並んで駆けたなら なんて
約束は交わされただけで足りるの
きみがくれた言葉、旋律を胸に歌えば
それだけでいい ほらね



誰を待ちて咲くのか
夜の端に揺れる白
それは火にも花にもなれる
そうでしょう

御伽噺の続きに手を伸ばすように
まだ誰も知らないところへ行こうよ
きみがくれた言葉、旋律とともに駆ければ
それだけでいい 見てて

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火と花

歌詞募集作品への応募用でした。
(特定のイメージに沿った作詞だったため、この歌詞については曲の募集はしません)

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投稿日:2020/07/09 01:09:18

文字数:468文字

カテゴリ:歌詞

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