Ａメロ　鳥音
村の外れの
紅葉の木の前
さて再開を

契りを結び
旅へ出づ
寂しげなる背を

「いづこへ行く」と
聞けどもいらへず
ただ笑ふのみ

なんぢ待ちたり
泣かずなよ
その時をずっと

Ｂメロ　杏音
背に感ず
姉さんの声

泣きたりよかし
泣かなぎてよ
やがて戻れば

いつになるやな
姉さんの笑み

こは行ひなの
私のための

サビ
鳥音：茜契り
　　　守って
　　　必ず戻りて来て

杏音：分かちたり
　　　分かちたりよ
　　　守るよ
　　　その契りを

２人：茜契り
　　　想ひを
　　　胸に刻み込むよ

　　　頬伝ふ
　　　涙拭きて
　　　前向く
　　　道歩みて

Ｃメロ
鳥音：抱き締めて　心ごと

杏音：抱き締めて　次会ふ時

Ａメロ
鳥音：桜うつろふ
　　　花見思い出す
　　　楽しかりきよ

　　　向日葵の夏
　　　思い出す
　　　来年は一緒

杏音：紅葉の秋ね
　　　木に触れ思ふよ
　　　なんぢのことを

　　　雪降る冬も
　　　思い出す
　　　来年は一緒

Ｂメロ
杏音：世界とは
　　　未知数のみよ

鳥音：大丈夫かな
　　　１人旅は
　　　おぼつかなしよ

杏音：憂へざりてね
　　　私は元気

鳥音：かの子は平気よ
　　　旅は順調

サビ
鳥音：茜契り
　　　いづこへ
　　　いづこにあるかしら

杏音：順調よ
　　　大丈夫よ
　　　今ここ
　　　文あぐれば

　　　茜契り
　　　戻るよ
　　　そろそろ時間なり

鳥音：また会へる
　　　安心すよ
　　　感ずよ
　　　帰るぞかし

Ｂメロ
鳥音：しとしとと
　　　雨が降りたり

　　　それも止む頃
　　　かの子戻る
　　　いと楽しみよ

杏音：雨が止む頃
　　　辿り着けばね

　　　紅葉の契りを
　　　忘れざりてね

サビ
２人：茜契り
鳥音：覚へて
　　　私は忘れずよ

　　　待ちたりよ
　　　契りの木に
　　　いつにも
　　　来る時まで

２人：茜契り
杏音：覚えて
　　　私は忘れずよ

　　　待ちたりて
　　　契りの木に
　　　今より
　　　やがて戻る

Ｃメロ　２人
抱き締むる　久しぶり

抱き締むる　紅葉の前