低音と高音の螺旋に誘われ
繊細な弦織り成す小路(こみち)歩けば
其処は淡い雁字搦め(がんじがらめ)の景色

身体を揺らす痺れるベース
音階とリズムの綾取りの血液
身体を包み込むようなギター
美しい緻密(ちみつ)なアルペジオの皮膚
身体を駆け巡るパーカッション
力強く優しいビートの心臓音
頭の中を溶かすような電子音
ピコピコ思考の最先端を形成する脳
ホンモノのようなニセモノの機聲(きせい)
身体を創り上げる音譜の骨格
和音と不協和音の錯乱させるメロディー
創られた詩を謳い上げる声

ずぶずぶと音楽の海に躯(み)が呑まれ沈み逝く

あぁああぁ…ぁ……

彩り豊かな歌詞の水魚に躯(み)を啄まれる(ついばまれる)

あぁああぁ…ぁ……

脳髄に入り込むリズムの泡に躯(み)を侵される

あぁああぁ…ぁ……

四肢を裂かれるエクスタシーのピアノ
海底には虹色の珊瑚礁
血の一滴まで吸い捕られ
淀みの無い液体になる
何者でも無いオトになる臨界点

音に溺れ
無に孵る
ループされる腐敗と自我形成
水面に描かれる五線譜の波紋(なみ)
空は紅く蒼く黒く白く

朝なのか夜なのか
はたまた此処は穹(そら)なのか
蕩けて揺らめく思考には映らず
游ぐ(およぐ)事も赦されず(ゆるされず)

快楽にも似た楽曲
ただただ揺らめいて溺れ逝くこの躯(からだ)
涎(よだれ)を垂らしながら感じている

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

DrowN

初めてボカロの曲に聴き入った時に心地良くて書いた詞のようなものです。
ボカロに出会えて良かったー。
イメージは水が透けるような綺麗な海です。

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閲覧数:149

投稿日:2008/07/14 18:45:25

文字数:596文字

カテゴリ:歌詞

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