「君に雨が降りますように」

雨に濡れ過ぎて　風邪を引きそうだって
嘘くさい程に　乾いた髪ふわり揺れた

横殴りの雨で　靴が浸水したって
嘘くさい程に　乾いた靴下放り投げた

僕が君をさ　疑ってる　訳じゃない事を
前提に　話をしよう　こっち向いて　不貞寝しないで

君のいない部屋　窓を叩く雨粒
本当だったなら　どんなに良かっただろうか

好きだってことを　伝える事　すら　出来ない日々
靴が濡れてたら　こんな気持ちにならないのに

青が広がる　空　君の言葉透かしていて
僕の気持ちを透明に　君を信じているのに

脱ぎ捨てた服　乾いた君の心
雨が降れば　潤い取り戻せるかな

閉ざされた部屋　伝える事　すら　出来ない日々
ただの一言　お疲れって　それさえ届かない

君が乾いてく　涙の雨　だけが降り続く
水分蒸発　早く雨が降らなくちゃ君が　あぁ