雨だれの音の中
その響きに色が流れて
それから聞こえてきたの

そう、世界の奏でる、、歌



最初の声は低くて
ささやき程の響き
次々目覚めの様に
ゆらゆら 声 広がる 



炎は回転してる けむりの声
羅針盤 くるくる迷い続けて、水は風になる



形を変えた鉱石が歌を
  それぞれの声で響かせていた

光で編まれた網は声を掬い
  あらゆる響きを重ね合わせる
 
その内側で響きは変化し
  無限の記憶は音楽に変わる

幻想は娘の形をとって
  微笑みながら舞い踊り、そして
        
……歌う



静かに雨音は去り
全ての歌は散って
全ての音が戻り
青空に気付いた




ふりがな:掬い(すくい)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

雨だれの夢

雨だれの音が幻想を産み、天気と共に消えてなくなる。

閲覧数:252

投稿日:2011/05/16 16:52:46

文字数:316文字

カテゴリ:歌詞

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