小説の一節を書き連ねるだけの

1.

――――物語を完結させるのは、簡単なことではないのです。
そう言って、彼女は本をパタリと閉じた。
そこに残ったのは、彼女の含み笑いとかすかなオリーブの香りだけであった。



2.
殺戮少年
彼はそう呼ばれていた。
彼によって、世界はひとつ、またひとつと終わりを迎えていった。
夜の無限の闇の中に、彼の笑みは響き、とても栄える。

そうして、この世界もまた、彼の手によって消えていった。

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小説 メモ

小説家になろう【http://mypage.syosetu.com/95791/】 にて
どこかで使うかもしれない話。

宣伝乙

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投稿日:2013/06/11 22:14:34

文字数:213文字

カテゴリ:小説

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