長(おさ)の塒(ねぐら) 「マサカ」と来らぁ
畏(おそれ)を、絵に濁す様に 影の匂い

靄と成りて 牙を容(かたち)作り 片や、ゾクリ
沼を泳ぐ鮫 目も醒めぬ 幻影と投影

掴みどころなく 雲のように
しかし、確かに 主と呼ばれ 唯(ただ)一人となり

見せる姿 魅せて、「流石ぁ!」
重(おもき)を、背に降ろす様に 影の音と

「鮫は、魚」 牙が、煌(きら)と尖り 大外刈
鮫を喰らう猫 根刮(ねこそ)ぎに 現実と結実

掴みどころなく 雲のように
しかし、確かに 主と呼ばれ 唯(ただ)一人となり

座る、住処 座る、清(す)む眼
頭(こうべ)を、皆、垂れるように 影の覇王

「鮫は、細(さざめ)」 猫は、太く、猛き 不敵、高き
上で、笑う猫 寝込みでも 堅実で、厳格

掴みどころなく 雲のように
しかし、確かに 主と呼ばれ 唯(ただ)一人となり
掴みどころなく 雲のように
しかし、確かに 主と呼ばれ 唯(ただ)一人となり
しかし、確かに 主と呼ばれ 唯(ただ)一人となり

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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影の覇王

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『駒下駄を履いた猫』#5

閲覧数:46

投稿日:2023/03/14 16:05:21

文字数:441文字

カテゴリ:歌詞

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