もう 果たされない
一筋の光も消えたわ
そう 枯れた花は
行き場を無くし独り佇むの  

また 記憶を辿り 
ただ 生きていく
自分の弱さの許しを乞い願う 
それって罪なのですか?

瞬きをする度に 穏やかに移り行く季節を 
感じることがもし出来たら 私は変われる 
閉ざされた暗い世界に置いて行かないで  
何も出来ずに立ち尽くしてた 
少しずつでもいいのに どうして踏み出せないの 

もう 抜け出せない 
深淵に触れて囚われた
そう 明日は来ない 
微かな声もやがて散り落ちる

この滲んだ瞳 今溢れ出す  
私が消えても世界は変わらない 
哀しみだけを残し

潸潸と降る雨が 柔らかに私を包み込む 
孤独が愛してくれるなら そこにただ一つ 
儚げに色付いた花を忘れないで
分からないまま探し求めた 
何かに縋る日々でも 信じてこの手伸ばした
                                      
取り残されて 現実をまだ受け入れること出来ずに 
傷付きながら 暗闇を彷徨い続けていく

瞬きをする度に 穏やかに移り行く季節を 
感じることがもし出来たら 私は変われる 
ひび割れたこの心と共に生きていく
忘れなくても色褪せていく 
記憶を見つめいつかは 差し込む光の先へ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

深淵

閲覧数:85

投稿日:2022/04/26 23:16:05

文字数:551文字

カテゴリ:歌詞

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