この街で
初めて雪の降った日
私の恋は
淡く 淡く…

最初は一緒に
居るだけで
楽しくて 嬉しくて
ただ
それだけだったんだ

君と一緒に
居た日々は
とても充実してて
毎日が宝物のように
キラキラ光ってた
それを特別なものだと
知らずに過ごしてた
無邪気な私…

そして少しずつ
でも確実に
君のことを
好きになっていた
あれだけ
一緒に居るのに
君のことを
もっと知りたいと
思うように
なってたんだ

君の笑顔や真剣な顔
少しハスキーな声に
くっきりした目
その全てが
私の記憶に
こびりついている
ねぇ、
どうにかしてよ
このままだと私…


そして今年も
寒い季節
街行く人は
みな早足で
街はネオンに彩られ
クリスマスソングが
流れてる
気付くと
雪が降ってきた

神様からの贈り物
白い天使

このときまではそう
信じて疑わなかった

私に話があるとゆう
君に彼女が
出来たらしい
はにかみながら
話す君は
とても嬉しそうで
私の付け入る
隙なんて
まったくなかった

君の笑顔を
見ていたら
私まで笑顔に
なっちゃうよ
けどあれどうして?
目からこぼれてる
ものはなに?

「ドウシタノ?
ダイジョウブ?」

いつもの
優しい君が言う

大丈夫な訳無いじゃん
なんで
分かってくれないの
だから私は言う

「目に雪が
入っただけだよ」

君の話す顔が
あまりに眩しくて
それを
壊したくなくて
悲しくて 苦しくて
後悔で一杯だけど
それで良かったと
信じてる

雪が私を包み込む
悲しみも一緒に
包んで溶かす
淡く 儚く散る雪は
まるで私のよう
ねぇ、お願い
私も一緒に溶かして
流し去って
君との記憶は
あまりに重いから…
君との…


私はそこで躊躇した
君との記憶が
大切過ぎて
ほんとにヒドイよ
いっそ忘れたいのに
とっておきたいと
思ってしまう
たとえ
それで傷付こうとも
私はこの記憶を胸に
生きて行くと
決めたんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

初雪

初投稿ですw
まだまだ幼稚ですが
応援してもらえると
ありがたいです
(人´∀`)

閲覧数:42

投稿日:2010/11/06 06:52:58

文字数:823文字

カテゴリ:歌詞

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