教室の片隅
いつものように
一人お弁当を食べるぼく
まずくはないさ、定番メニュー「ツナとマヨネィズ」
何かちょっとものたりないような
多分塩気がたりないような
批評するぼくの価値は120円もあるの
空っぽの器に夢とか希望が欲しかった
お皿を逆さまにしてたら何も手に入らないね
現実は思ったより辛かったよ
報われるのが許せなかった
だから現実なんて非現実的なもの、ぼくは「どうでも」よくしてしまうぜ
おにぎり120円
おにぎり120円
それって高いのかな
それとも安いのかな
ぼくにはまだわからない
毎日毎日
あきもせず
一人弁当を食べるぼく
最近塩鮭に浮気したけどおにぎりの代表は梅干しだろうか
おいしいものは大好きなんだ
だってぼくはおとなになるんだから
嫌いなものなんてこの世にはないんだよ
周りの人は多分ぼくよりずっと価値があって
わかっているけどぼくは存在することをやめられないんだ
おにぎり120円
おにぎり120円
塩からさは今に始まったことじゃないから
ぼくは大丈夫だから
海苔に隠れた具みたいに
ぼくはぼくを覆ってしまおう
噛めばきっとでてくる、味になるように
全部飲み込んでしまおう
おにぎり120円
おにぎり120円
ぼくが世界に捨て去られても
ぼくはおにぎりを捨て去れない
大丈夫だよ、まだやれるんだ
おにぎり120円
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