La La La La La La
独りで トボトボ 歩いたボクが

「いらっしゃい__ 」
ドア開く 優しい声に ドキドキしたのに
「イヤぁぁぁ!!」
結局、悲鳴さ 黒く、長い、銃を構え
その、銃声 一発、一発に
ボクの希望は 撃ち砕かれてゆく

「きっと、この
大きな 耳と、目と、口が、いけない」
「そうさ、ニンゲンに、成りすませたなら」
「そうさ、ニンゲンの、格好が出来たなら」
「ボクは、“誰でも”に、なれるかも!」

La La La La La La
見つけたのは、小さなオウチ
「誰でも、キテネ!大歓迎!!」
そんな看板 そっと、眺めて

「おやまぁ、なんて、しわがれた声
よっぽど、辛い旅を、してきたんだろうねぇ」
お婆さんが、こちらを見る顔
そうか、これが
“笑顔”、って 言うのか
そして、ボクの瞳(め)から、流れるモノ
そうか、これが、“嬉し涙”、って 言うのか

「いらっしゃい__ 」
ドア開く 優しい声に ドキドキしたんだ
「イヤぁぁぁ!!」
結局、悲鳴さ 黒く、長い、銃を構え
その、銃声 一発、一発に
ボクの希望は 撃ち砕かれていた

だけど、そう
大きな 耳と、目と、口が、いけない
そうさ、ニンゲンに、成りすませたから
そうさ、ニンゲンの、格好が出来たから
ボクは、“誰でも”に、なれたんだ!

La La La La La La
ここなら、ボクを きっと、ボクを....

「おやまぁ、なんて、えらい子だろう
よっぽど、恐い思い、してきたんじゃないかぃ?」
お婆さんが、どちらを見るかは
すぐに、察す
「あの子!」、って 思わず
そうさ、ボクの瞳(め)にも、入った人
そうか、少女 赤い頭巾だ あの子だ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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BLACK and RED

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『Werewolf』#3

閲覧数:53

投稿日:2023/04/15 10:25:36

文字数:721文字

カテゴリ:歌詞

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