照る蒼と風を抱く 海の縁で歌うエンダー
追いかけて海の底 見えやすいように手を振った
未来町・果ての駅 僕らの夢を放り去って
「残念だ」って声を悔やませた 約束は守るけど

逃げたくない+哀しくない 声を紡いで咲くワンダー 
容がないニライカナイ まだ路は続く模様です
「ひどく拙い柵はぜんぶ隠していたんだ」って
そんなこんなで溢れる日常 僕を置いてった歌

空いた手で繋ぐ宵の詩、そんな日々と知りました
あの光で照らしてくれないか? 寂しくて痛いの

拝!拝!空灯して 虹に浮かんだ滑走路
「後ろを向けば良いの」は無いの
てぃーだ! この私と彩なす《生》で三拍子
前に踏み出せ 凪と華と

礼!礼!夢を咲かせ 涙を汲んだ劣等者
「続きを明かす準備は良いか?」
やーは! 月に掛けて止む無き《零》が八等分
融ける哀歌も空を染めて

夜と消え逝く夢を見ても 明日は晴れるから!



曖昧なマイノリティ 夜の果てに待つ慰霊祭
涙空→隠しごと 麦わら帽子を投げ捨てた
幸薄い閑古鳥 僕らの過去を飛び去って
通り越してまた陰る未来 傀儡に成り果てた聲

残響断つ暁の詩 どの日々も廃りました
あの光を届けてくれないか? 「私」はもういいの

這!這!声を上げて 鈍に沈んだ感嘆詞
「明日へ繋げ」泣いて、藻掻いて
にーざ!薪をくべろ 已みに挑んで九兆年
滴るドグマが傷む、傷む

儡!儡!この身体に 濁り廻った半透明
「怒り散らせばきっと辛いの」
みーざ!溝の纏り 蜷局を巻いて4コール
孤独を埋める術を知らず
紅く燃える陽を描くの


ここらで休憩だなんて早計 水面に揺蕩う憧憬が
湛える荒唐無稽な紅灯 こんな逸脱も常套だ
今にも失踪しそうな百艘 沈んだ夕日が消えそうで
待って!と手を伸ばす僕の背中を照らす光が何色だったなんて…

秘密を山ほど背負い込んで傘を差す


佩!佩!空の彼方 虹と混ざって十光年
「絵空事でも良いの」「笑って」
でぃーば!この夜明けと 群成す橙が急発進
夢に近づけ 浪と、皆と

磊!磊!星を目指せ 笑顔を知った冒険者
「行き場が無けりゃ作れば良いさ!」
やーた!永遠に進め 夢を包んだ一等星
捧ぐライカも空と共に

ここから始まる明日を、ほら


夢じゃないなんて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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海鳴りの嶌

「うみなりのしま」と読みます。自己犠牲の歌。

閲覧数:186

投稿日:2019/07/25 21:43:22

文字数:945文字

カテゴリ:歌詞

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