窓からさしこんだ 眩しい太陽に
叩き起されてきた 眠たい朝

騒がしくなりだす 通いなれた景色
急ぎ足で鳴らした 靴の音色

どこまで行こうか 決められないんだ
今の僕らには 好きな物に溢れて

よーいドンで駆け出した
目指す春へと向かい
青い空走るひこうき雲 負けないように

あたっても砕けるほど
ヤワじゃない僕たちの
最後の一歩が さぁ また始まりの瞬間

深く刻む 心のど真ん中
思い出ほら くすぐったい
勇気に変わった


暑くて溶けそうな グランドの隅で
密かな想い込めて エール投げた

自分見失うこともあるでしょう
でも忘れないで
君を好きな誰かを

よーいドンで駆け出した
背中押す歓声に
誰よりも速く バトンを繋ぎ応えたい

つまずいて転んでも
弱くはない僕たちの
ゴールはテープを切ることだけじゃないんだ

夢追いかけ
流れ落ちる雫
今の君も 明日の君も
彩るきらめき

君のために涙流してくれた
人のため 惜しまず泣く君であれ！

よーいドンで駆け出して
あの門をくぐったら
それぞれが選ぶ冒険へと繰り出そう

あたっても砕けるほど
ヤワじゃない僕たちの
最後の一歩が さぁ また始まりの瞬間

深く刻む 心のど真ん中
忘れないで 忘れないよ
ずっと ずっと ずっと



【ひらがな】

まどから さしこんだ まぶしい たいように
たたきおされてきた ねむたいあさ

さわがしくなりだす かよいなれた けしき
いそぎあしで ならした くつのねいろ

どこまでゆこうか きめられないんだ
いまのぼくらには すきなものにあふれて

よーいどん でかけだした
めざすはるへと むかい
あおいそら はしる ひこうきぐも まけないように

あたっても くだけるほど
やわじゃない ぼくたちの
さいごのいっぽが さぁ また はじまりのしゅんかん

ふかくきざむ こころの どまんなか
おもいで ほら くすぐったい
ゆうきにかわった



あつくて とけそうな ぐらんどのすみで
ひそかなおもい こめて えーる なげた

じぶん みうしなう ことも あるでしょう
でも わすれないで
きみを すきな だれかを

よーいどん で かけだした
せなか おす かんせいに
だれよりもはやく ばとんをつなぎ こたえたい

つまずいて ころんでも
よわくはない ぼくたちの
ごーるは てーぷを きることだけじゃ ないんだ

ゆめ おいかけ
ながれおちる しずく
いまのきみも あすのきみも
いろどる きらめき


きみのために なみだ ながしてくれた
ひとのため おしまずなく きみであれ！


よーいどん で かけだして
あのもんを くぐったら
それぞれが えらぶ ぼうけんへと くりだそう

あたっても くだけるほど
やわじゃない ぼくたちの
さいごのいっぽが さぁ また はじまりのしゅんかん

ふかくきざむ こころの どまんなか
わすれないで わすれないよ
ずっと ずっと ずっと