僕らの行き先は誰も分からない
白い雲を追いかけて ただ走ってる
蒼く染まってゆく空を切り裂いた
流れてゆく飛行機雲どこへ続いてる?
夏を身にまとい笑うキミを見つめてた
空を仰ぐ 遠い遠い思い出は色褪せない
きっと届かない言葉足らず僕の声消えていく
ふたり眺めたあの夏の澄んだ空
日差しが強くなる伸びる影法師
面影一つ残してただ立ち竦む
蒼く溶けてゆく空に手を伸ばし
掴めないと知っててもずっと追いかける
夏を身にまとい笑うキミを探してた
思い出だけ頼りにしていつまでもいつまでも
きっと分かってた散った花は戻らない
あの夏も 空の青さもいつまでも忘れない
耳を澄ませば聴こえるよキミの声が
失くしたものは戻らなくても記憶の片隅に
夏を身にまとい笑うキミが好きだった
この想いは閉まっておくいつまでもいつまでも
きっと届かない気づいていたこの夏が最後だと
だからさよなら八月の亡霊よ
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