眠られた波浪は笑い合って合って
空を巻いた
穴の開いた僕は青く成って鳴って
重なって
痣だらけの言葉は飲み込んで込んで
目に置いた
「名付けられぬ今はただ黙って待って
落ちていよう」
と君の言うその先には何が見えた?
白紙の様な身代わりじゃ
悲しみになる訳もないのさ
君を待って待って
静を書いた
またまた夜が来た

遥かな夢を見ないで
まだ褪めぬ耳鳴りに
心うねるので
涙は思い出さないで
まだ感情ごっこを真似る夜
息を止める様すらも舞って

罅割れた心臓は
目を開いたせいだと
行方無しの愛は
此処にあった?
もう分かんない

虫食いの反影と手を繋いだ
凪いだ愛しさに
伝えられぬことは
何も無いと無いと
抱き合えた

いざ想像通りの君になろうとするには
または一切合切無かった事するには
酷く臆病な傲慢さ
ゆらゆら 君が居た 

訳無く僕を救わないで
猶予うその全てが僕を千切るのに
涸れないなら真底まで
ずっと遊泳していくだけの鼓動 
息が止まる瞬間すらも待って

僕だけが君を歌っている
君を

僕の名前を呼んでおくれ
満たされる命なんて何処にも無いから
痛みをもっと溢れさせて
きっと散々砕け悲鳴に縒れ
それでも独り此処で漂って

君が居なくなるまで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ミラージュ / flower

閲覧数:90

投稿日:2021/12/24 12:18:21

文字数:535文字

カテゴリ:歌詞

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