レゾンヌードル
作詞、作曲:背脂部
勝負はすでに始まってるの 無愛想なんてもってのほか
明るい声と笑った顔でわたしをエスコートして
一瞬の油断が命とり 目を 閉じる間もない
気づいてる? わたしに試されている その現実に
味噌ラーメンだって 醤油ラーメンだって
おいしけりゃいいの なんだっていいの
御託を並べて わかった気になっているの?
スペックや肩書きなんて興味はないわ
白いもやのなかからあなた わたしの前に現れてきた
立ち上る色香に冒されて 本能が暴発する
強引に唇奪われて ああ わたしのなかに
注ぎこまれていく 滾(たぎ)りきった あなたの 熱いエキスが
グルコースだって 化学調味料だって
おいしけりゃいいの なんだっていいの
わたしの寿命が 削り取られたってかまわない
あなたと共に死ねるなら わたし本望よ
あなた自身を口いっぱいにほうばって
舌の上で転がしたい 全てを飲み干したいの
あなたの雫が顔や髪にかかっても
何も問題ないわ むしろもっとかけてほしい
全身であなたを感じたいの
塩ラーメンだって、とんこつラーメンだって
まだ縛られている必要はあるの?
坦々麺だって、とんこつ醤油だって
その表情を見ればわかりあえるの
どんなラーメンだって どれもラーメンだって
教えてくれたのは ほかでもなくラーメン
ここにいるんだって わたしは生きているんだって
感じさせてくれるのは いつだってラーメン
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