並々注がれる視線 並々ならぬ人
囲まれた自分が泣き喚く
差し伸べられない手が
未だに宙を漂う
中々様(さま)になる“べべ” 中々上手い世辞
泣いている自分が嘘を吐く
近付くための一歩が
未だに床を踏めない
自分であったモノが遠ざかり 乖離する
嗚呼、愚かな自分に鉄槌を
溶けるカタマリ 漂う悪臭
コロコロ変わる 自分の形状
浮かぶカタマリ 響いた雑音
結局いつも 出来損ない
爛々と輝く光 爛々たる刃(やいば)
串刺しの自分が吊るされる
もはや手遅れな愛が
未だに心を揺さ振る
淡々過ぎゆく儀式 淡々と上がる火
火炙りの自分が唱(うた)歌う
もはや意味の無い夢が
未だに脳を掻き抱く
自分であったモノが消え去り 灰になる
嗚呼、愚かな自分に鉄槌を
開くカタマリ うつろう残骸
カタカタ笑う 自分の偽者
動くカタマリ 叫んだ呪文
結局いつも 出来損ない
いつの間にか自分が自分でなくなって
元の自分が何なのか 思い出せないまま
溶けるカタマリ 漂う悪臭
コロコロ変わる 自分の形状
浮かぶカタマリ 響いた雑音
結局いつも 出来損ない
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