ツバサが欲しい 黒く野蛮でいい
51% 少し震えてる両手 広げて
ゆらゆら揺れている 桜の花に似てる
五年前 舞い落ちる雪の中で間違えた
ふらふら手を伸ばす指の隙間から見る
この景色 君の顔 被写界深度が増す
ピントの合わないメガネで 眺めていたその世界は
いつのまにかレンアイという錯覚を起こした
ツバサが欲しい 逃げ場を失くしたの
始めて人を好きになれたことの 絶望
いまさら「星に届かないから」なんて
49% まだね 諦めるには早いはず
のらくらいい加減に生きてきた代償
嘘ばっかでシリアスなことは何にもなくて
それでいいと思ってた 独りが気楽だった
傷つかず 傷つけず 心だけ騙せればいい
自分が嫌いだったし 理解も必要なかった
ただ 繰り越す昨日をうたう 感覚に怯えてもいた…
ツバサが欲しい 逃げ切れない程度の
触れる位置だけの距離を保っていたいよ
ツバサが欲しい 黒く野蛮でいい
49% ネガティブを携えて
ツバサを失くし墜落するスピードで
51% 少し加速度をつけて 君の温もりへ飛び込みたい
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