朱色に染まった部屋の中
並んで同じ景色を眺めながら話した
あのくだらないお喋りにかけた
あの一瞬一瞬が
今思えばひどく大切だと気づく

褪せた風と遊ぶ君の髪と
僕のシャツは同じ動きをしない
しないんじゃなくてできない

君が窓際で浮かべた
夕暮れ色の微笑みは老人のそれによく似ていて
なぜだかとても泣きたくなった

達成感と諦観を同じ瞳に宿して
君は夕暮れを眺めて笑うんだ

夜の気配を匂わせる
四角い窓に切り取られた
橙色の空を見つめて
僕らは楽園の終わりにやっと気づく

同じモノから作られている筈なのに
君の手と僕の手はほら
こんなにも違っている

君が窓際で浮かべた
夕暮れ色の微笑みは老人のそれによく似ていて
なぜだかとても泣きたくなった

達成感と諦観を同じ瞳に宿して
君は夕暮れを眺めて笑うんだ

同じ場所に立っていた筈の僕らは
今はもうこんなにも違っている

動けない君
止まれない僕

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

[プロトタイプ]夕暮れ色の微笑みは

■やっとこさ、形になったので、とりあえずプロトタイプです。

◇追記
 コラボ<オイル☆ショック>のメンバー月譚さんがアレンジしてくださいました。
 

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投稿日:2010/07/26 19:07:42

文字数:400文字

カテゴリ:その他

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