朱色に染まった部屋の中
並んで同じ景色を眺めながら話した
あのくだらないお喋りにかけた
あの一瞬一瞬が
今思えばひどく大切だと気づく
褪せた風と遊ぶ君の髪と
僕のシャツは同じ動きをしない
しないんじゃなくてできない
君が窓際で浮かべた
夕暮れ色の微笑みは老人のそれによく似ていて
なぜだかとても泣きたくなった
達成感と諦観を同じ瞳に宿して
君は夕暮れを眺めて笑うんだ
夜の気配を匂わせる
四角い窓に切り取られた
橙色の空を見つめて
僕らは楽園の終わりにやっと気づく
同じモノから作られている筈なのに
君の手と僕の手はほら
こんなにも違っている
君が窓際で浮かべた
夕暮れ色の微笑みは老人のそれによく似ていて
なぜだかとても泣きたくなった
達成感と諦観を同じ瞳に宿して
君は夕暮れを眺めて笑うんだ
同じ場所に立っていた筈の僕らは
今はもうこんなにも違っている
動けない君
止まれない僕
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