1
A
 消し去りたい、と いつも願う
 過去の記憶と この姿を
 掘り起こすように 君は語る
 共有していた あの時間を

B
 この姿を見る 君の目を
 見つめてしまえば その刹那
 この心はその 言葉の針に
 侵されていきそうで

S
 私を見つける 君のその目なんて
 見えなくなれば いいのにな、なんて
 歪んだ私の 心の叫び
 まだまだ私は 変われそうにないや
 いらない過去を 見ているからさ

2
A
 君に会うこと が怖くなり
 下を向きつつ 歩く日々
 顔をかくすため 伸ばす髪
 切れる時など こないでしょう
 
B
 外に出られなく なりそうだ
 君に会う事に 怯えてる
 もう君の中の 私の存在
 消してしまいたいよ

S
 私と仲良く していたいだなんて
 もうこの人は 狂ってるな、なんて
 半分呆れて 少し震えた
 切れるものならば この縁を切りたい
 『もう関わるな』 といってやろうか

C
 今まで普通に接してた
 その相手は
 この心をこじ開ける
 いらない鍵


 星も隠れてる 真夜中に 
 黒い服を着て 外に出て
 闇に隠れてる この時間だけ
 髪を結い上げて
 前を見つめるの

S
 月が傾いた もうすぐ夜があける
 下を向いて 歩く時間が来る
 本当はそんなの 望んじゃいない
 繰り返していく 「いらないもの」たちに
 今、さよならを 言いに行きましょう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

逃避口

タイトルの読み方は『とうひこう』


過去を見せられていると、
いつまでも前に進めないこともある。

閲覧数:66

投稿日:2013/04/16 09:05:01

文字数:606文字

カテゴリ:歌詞

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