私には手がある
しかしこの手が動かない
私には足がある
だけどこの足は蹴とばせない

耐えて耐えて耐えて
その先に何があるというのだ
飾り飾り飾り
その美貌は誰のためにあるというのだ

わからない　わからない
価値観のずれが恐怖を生み出す
わからない　わからない
脅迫概念が孤独を生み出し

この喉を内側から締めていくのだ

私には目がある
しかしこの目は向こう見ず
私には声がある
だけどこの声は粒のよう

耐えて耐えて耐えて
その先に何があるというのだ
飾り飾り飾り
その美貌は誰のためにあるというのだ

わからない　わからない
認識のずれが誤解を生み出す
わからない　わからない
正しい正解が正義とは限らない

どうすればいい？

なあ
どうすればいい？　どうすればいい？
歩けばいいとわかってわかってはいる
どうすればいい？　どうすればいい？
傷すら癒えたが時間がまだ足りない

この気持ちだけが残り、私を食らっていくのだ