全校生徒 眼光、占拠
バッターアウト 余所見も、赤点

季節外れの桜
咲かない、って、聞いてた 桜
目も眩むくらい 目にした
薄桃色の切れ端

準備も、サボって 教室の影で
これも、“文化”で、“祭”だと
イケないことをしてたワケで

「なぁ....」
興醒めな声を、途中で
「俺たちの青春、って
なんなんだろうな」
興醒めな問いは、霧中で
「俺“たち”の?
“俺の”の、間違いでしょ?」
少女は、ポニーテールの、ゴムを解いて

ニセモノの花のハズなのに
あの色が、重い荷、乗せてきて 吐きそうになる
墓石の花に、似た色で
あの色が、思い出させてきて 泣きそうになる

「俺“たち”の?
“俺の”の、間違いでしょ?」
少女は、ポニーテールの、ゴムを解いて

学年主任 愕然、「主犯....!?」
楽譜も、繰(く)れず 止まった、赤ペン

無理に、咲かせた桜
腐った、って 「そうスカ」 桜
無茶で、踊るくらい バカした
まだ、青色の秋口

明日も、ダベって 放課後の隅で
これも、“若さ”と、“歓び”と
ヤラかすことは とうに、済みで

「ねぇ....」
熱、冷めた声で、呼んでて
「君だけの青春、も
あるもんじゃないの?」
熱、籠る、答え 聞いてて
「俺だけの....
“秋”だと、間違いかな?」
青春 春の便りの、封を破り

「なぁ....」
興醒めな声を、途中で
「俺たちの青春、って
なんなんだろうな」
興醒めな問いは、霧中で
「俺“たち”の?
“俺の”の、間違いでしょ?」
少女は、ポニーテールの、ゴムを解いて

ニセモノの花のハズなのに
あの色が、重い荷、乗せてきて 吐きそうになる
墓石の花に、似た色で
あの色が、思い出させてきて 泣きそうになる

「俺“たち”の?
“俺の”の、間違いでしょ?」
少女は、ポニーテールの、ゴムを解いて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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青秋

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『FLOWER』#6

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閲覧数:136

投稿日:2024/05/09 20:31:40

文字数:774文字

カテゴリ:歌詞

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