[A]
つまらない くだらない日常
退屈で 寝そうだわ授業
[A]毎々日 繰り返す会話
ピーチク パーチク やかましい
いつもの 牛乳飲み干して
ぐしゃりと 潰し捨てた
[B]
教室を出たら 廊下も騒がしい
「…人間なんて口が無くなればいいのに」
嗚呼、出てくる本音とは反対に
僕はまた教室(へや)に戻る
[サビ]
「人」を何回か辞めたくなった
頷くばかりで心を満たしてやる
ペン回しみたいに「人」もい「アンタ」も
手の中で振り回そうか?
「人」をやってて何が得?
僕は何にもないと思うけど
閉じ込めたいのは僕の見た目の
「人間らしさ」だろうね
[A]
来る来る日 過ぎ去ってく
何にもない 何にもしたくない
「人」として存在するより
「他の何か」として生きたい
[A]
この世には 鏡なんて
必要(いら)ないの 映さないで
どうか僕に気付かせないで
この心まで映しそうだ
[C]
部屋に閉じ込めたままの
僕だけの「人間らしさ」
こんなの要らないから
鍵を捨てて…
[B]
「人」を辞めたら ざわめきが消えていた
「…人間。なんて未熟で愚かな生き物だろう」
嗚呼、所詮僕も「人」の一人で
同じ「人」を愛したくなった
[サビ]
「人」を何回か辞めたくなった
ただ話を合わせなきゃ仲間外れ
でも「人」として生まれた僕も体も
その「人」として生きなきゃいけない訳で
「人」をやってて何が得?
それはこれから見つけるものでさ
飽き足らない七変化を
ねぇ、現実(いま)実現したいです
[B]
教室を出ても 何処も騒がしい
「…人間なんてそんなもんさ」と
一人 僕は「人」の世界へ戻った
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