昔々、おじいさんとおばあさんが鬼退治に行きました。
向かう途中、ももたろうと名乗る口が悪い小僧が無理やり仲間に入りました。
その後、通りがかった集落で犬に、山でサルに、川岸でキジにそれぞれ餌付けをしました。
おじいさん的には鬼退治の途中でおやつのためにと作ってもらったきび団子を作りすぎて、捨てるのがもったいないとあげただけなのでした。
そして鬼ヶ島に着きました。
おじいさんは火縄銃で戦うつもりでした。
おばあさんはその援護をするつもりでした。
戦うという直前、おじいさんは急におなかが痛くなっておばあさんに助けを求めました。
そして、おばあさんは実は特殊能力を持っていたのでした。
その特殊能力は『テレパシー』。
生きている全てのものに対して言の葉を送ることが出来るという能力でした。
そしてその念じたものがまずは犬に届きました。
実は犬は心配でおばあさんについてきてたのです。
しかも100頭ぐらい群れで。
その犬が現れて鬼を威嚇しおじいさんとおばあさんから鬼を遠ざけました。
次に現れた助っ人がサルです。
集団になって石を鬼に投げつけました。
最後に現れたのがキジ。
ひとつのオーロラのように舞い、鬼をびっくりさせました。
実はその鬼たちは臆病で戦う気もなかったそうです。
びっくりして逃げ出しました。
おじいさんとおばあさんは鬼たちが作った宝物を奪い、元いた家に戻りました。
ももたろうはというと、それを武勇伝として自ら話を作り後世に語り継がせたんだとさ。
-おしまい-
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