磔にされた君にどれほどの他人が石を投げる
結末を辿る過程は他人の元へはもう届かない
何もかも見えない人に放たれる毒の鏃たち
仮初の姿だけが慣れた時何か零れてく
過ちは分かるよね
後悔は赦されても添う罪
夢か現か幻かと
嘆く頃にはもう遅くて
君の痛みを乗せた声は
疾うに掠れて届かない
罪の意識のない刃が今日も刺す
夜が明ける瞬間(とき)が憎い明日へと進む気はもうない
この夜が終わらぬように今日もまた眠ることはない
終焉の声がした
結末のその後は何も書けないの
頬を叩いたその後には
悪い夢が醒めますように
囲む正義の狂戦士は
疾うに君はもう見ていない
罪の意識のない刃で今日も刺す
壊れたその後に感情は伝わらない
二手の道がいま君に立ちはだかる
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