ジャケット

姿も形もなくどこでも駆け抜けていく
束縛さえ受け付けずに自由気ままに舞っている

花びらたちが乗ると群れを成して踊りだす
そんな風のように生きたいといつも考えていたの

雁字搦めの世界、逃げる場所を探して
傷つき疲れて風という自由に手を伸ばす

どんなに姿形を変えたところでこの世界は
支配と隔てだらけの迷宮に変わりはない

         *

光り輝く夜の街に降り注ぐ雪は
風に乗せられ舞い踊るように足元を染めていった

時に優しく吹けば心が和んでいく
けれども時には荒れ狂い何もかも壊した

姿の見えない風もまた喜びも悲しみをも
どこかで見て感じたの、迷宮の外側から

    *         *

雨の降り注いだ日、何故そんなに怒ったの?
どこかで怒りと悲しみを募らせすぎてたの?

激しい風に乗せられ荒れ狂う雨、それは激情
気ままな風が起こした慟哭のような激しい感傷

自由で縛られないでどこへでも吹く風のように
私も生きてみたいの、自由に憧れてるの

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ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

風のように

風、それは実体を持たずどこにでも行き気まぐれで自由な自然の存在。
その自由に憧れた少女、それは束縛だらけの実社会の中で生きるがため。
そんな風という存在にもまた感情というものが存在するのだろうか、少女はそれを感じ取ろうとしていた。

IAオリジナル第8弾、IA生誕作品となる2年2ヵ月ぶりの最新作。

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投稿日:2019/01/27 01:13:57

長さ:05:06

ファイルサイズ:7MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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