●「またね」なんて笑うけど
「ぼくら」に明日はあるのかな

「せかいでいちばん」なんて云うけれど
「あいしてる」とは言えないんだね

蒼い空 見降ろした
真っ黒 夢のつづきで

とある小説家が言った、紡ぎ言葉の嘘の話
「くるしみはいつかおわる」なんて

とある芸術家が言った 曖昧言葉の繰り返し
「しあわせはとなりにある」だってさ

★繋いだ手は、すぐにはなれる 脆く儚い刹那の想い
消え去った 明日に もう一度出会う世界
無限に続く、空の彼方
作られた明日の中
あなたはドコですか

●「ごめん」そう、つぶやくけれど
「わたし」の手はかじかんだまま

「せかいにひとりきり」なんて云うけれど
「ふたりっぼち」かもしれないよね

真っ赤で 滲んだ記憶
思い出に 帰らぬままで

とある科学者が言った 黎明刹那のほら吹き話
「あいされることのよろこび」そうさ

とある支配者が言った 荒唐無稽の夢物語
「だいじょうぶとなりにいるから」うそだろ

★交わした言葉は すぐに途絶える 脆く淡い有限の思い
思いだして 明日は もう消えたりなんかしないから
有限に続く 線路の先
失わないで 今日の中
わたしはココにいる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

とある少女の空想世界論

消えちゃう世界で忘れちゃう世界でこない明日を願うなら ちょっぴりファンタジー *どうぞご自由にお使いください

閲覧数:27

投稿日:2013/12/13 23:29:36

文字数:505文字

カテゴリ:歌詞

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