東の彼方に朝が来ている
君は戻らない 暦は進む
君よ今どの 空の下で
何を想っているのですか
門出のときには 澄んだ瞳で
「すぐに戻るよ」と そう微笑んだ
あの日の君は 嘘なんか
つく気でなかったはずなのに
誰に尋ねても 首を振って
「かわいそうに」と無駄口を利くの
騙されないわ 私はずっと
涙も声も嗄らしながら
ここであなたを待ち続ける
名もない花の その花びらを
散らして風に 委ねてみようか
白い蝶となり舞い上がれ
この哀しみを届けてくれ
恋に破れて 打ちひしがれた
ニンフはやがて こだまになった
私は何になるのでしょう
空の下独り思うのです
あなたに届けと祈りながら
今日も私は叫び歌ってる
魂だけでも千里を越えて
君のもとへと行けぬだろうか
愛を叫べたら消えてもいい
あれから幾多の朝を迎えた
流せる涙は流しつくした
君を忘れて 廻る世界なら
私に朝など来なくていい
この思いごと空に消えよう
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