東の彼方に朝が来ている
君は戻らない 暦は進む
君よ今どの 空の下で
何を想っているのですか

門出のときには 澄んだ瞳で
「すぐに戻るよ」と そう微笑んだ
あの日の君は 嘘なんか
つく気でなかったはずなのに
誰に尋ねても 首を振って
「かわいそうに」と無駄口を利くの
騙されないわ 私はずっと
涙も声も嗄らしながら
ここであなたを待ち続ける

名もない花の その花びらを
散らして風に 委ねてみようか
白い蝶となり舞い上がれ
この哀しみを届けてくれ

恋に破れて 打ちひしがれた
ニンフはやがて こだまになった
私は何になるのでしょう
空の下独り思うのです
あなたに届けと祈りながら
今日も私は叫び歌ってる
魂だけでも千里を越えて
君のもとへと行けぬだろうか
愛を叫べたら消えてもいい

あれから幾多の朝を迎えた
流せる涙は流しつくした
君を忘れて 廻る世界なら
私に朝など来なくていい
この思いごと空に消えよう


ライセンス

  • 非営利目的に限ります

Echoic

【大雑把なイメージ】
 戦場もしくはどっか遠くへ旅に出た恋人を待つ歌い手。しかし届いたのは訃報。受け入れられず、頑に待ち続け、思いの丈を歌い続ける。

【モチーフ】
○ニンフ…ギリシャ神話の「エコー」さん。片思いの相手に愛を受け止め手もらえず、嘆き悲しんでやせ細って死んで、声だけ残ってこだまになったらしい。
○蝶…キリスト教で復活と魂、仏教で輪廻転生を象徴するとかいうなんかありがたい虫。恋人に死なれた歌い手の魂が、恋人を追っかける姿として使いました。

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閲覧数:213

投稿日:2012/03/09 23:56:31

文字数:411文字

カテゴリ:歌詞

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