階段挟んだ左側 言葉を無くした君と僕
てるてる坊主と蝉の声 覚悟と錯誤と君の声
乾いた手摺りと つたう涙と
渇いた唇 言葉足らずに
強ばる右手と 震える膝と
揺らめく景色に 君は消えるの
階段の十五センチが 君と僕 二人の距離で
階段の段差ひとつが 君と僕 別つ全てで
青空遮る君の陰 暗がり佇む影眺め
無くした言葉に君は何故 歩みを止めて何を思う
言葉は光に掻き消され 君の姿は揺らめいていく
光と影とに僕は何故 想いは馳せど歩み出せぬ
乾いた手摺りと つたう涙と
渇いた唇 言葉足らずに
強ばる右手と 震える膝と
揺らめく景色に 君は消えるの
乾いた青空 入道雲と 去り往く姿に 揺らぐ感情
揺らめく景色に永遠を感じる
伸ばしたこの手は君に届くの?
階段の十五センチが 君と僕 二人の距離で
階段の段差ひとつが 君と僕 別つ全てで
階段のその向こうには 君と僕 二人の世界
階段の段差ひとつが 君と僕 永遠の別れで…
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