『螺旋の果て』
交わらない高架線 夕日に照らされて
涙すら流さずに 明日を運んでく
あの星の輝きは いつまでも変わらずに
この地球の誰かに 問いかけ続けてる
終わることを知らない 僕らは
どこにだって行けやしない
昔の人は言った 誰もが
希望という病気なんだ
生きることが愚かだって
誰も教えてくれない
救われないままだって
吐き出した答えすら 覚えていないのに
さかむけの指先で そっと触れてみる
月灯りすら届かない 僕らの未来は……
君が語った夢をさ もう一度
また歌って欲しいんだ
あの馬鹿らしい夢を いつかの
輝いてた二人のために
世界とか 正しいとか
ほんとはどうでもよくて
本当に 大事なことは
ただここにいるってことで
生きることが全てだって
ようやく気づけたんだ
矛盾した言葉の裏に
隠れていたものを 見つけたんだよ
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