小説 『創世記』おまけの設定資料集!・改!
☆オオキンケイギクの記述,追加です!やっぱりキンケイギクもめんどくさかった!!
あまりにも創世記を愛しすぎて,おもわず発想の主要小道具たちの記述をつけてしまいました.
暇つぶしの読み物にどうぞ~☆
どれも現実にあるものですので,検索するとすぐに画像が出てきます☆
検索キーワードは頭に☆印.
1. パイオニアの花
☆オオキンケイギク(Coreopsis lanceolata)
初夏に咲く,黄色いキク科のきれいな花ですが,2006年に特定外来生物として指定され,栽培が出来なくなってしまいました. 北アメリカ原産の花です.
明治時代に花が綺麗だということで導入されたけれども,繁殖力がとても強い花です.綺麗な花ですが,日本の野生生物の生育環境に影響を与えかねないということで,現在は栽培すると法に触れます.
実際に日本の在来種に対してどのように悪影響を与えるかという研究は,目下調査中といったところ.冬でも地面に張り付くように残る緑の葉が,地面をまんべんなく覆ってしまうので他の植物が発芽できなくなってしまうのかも,などといわれています.
ついこの間まで河原の美化のために『お花畑』の花として植えられていましたが,いまや日本では栽培不可になってしまったので,物語の世界では,思い切り花畑にしてみました.
『パイオニアの花』のモデルは,南アフリカの☆ナマクアランドという荒地で,春になると見渡す限りの黄色い花畑を形成する『☆ガザニア』と最後まで争いましたが,『神様』の都合で翻弄された作中のパイオニアたちと,日本におけるこの花の運命が,重なる気がして,さらに日本人好みの見た目はオオキンケイギクだな,と採用しました.イメージ,悪いですけど.
北アメリカの草原に生えるオオキンケイギク.
南アフリカの荒地に広大な花畑をつくるガザニア.
どちらも,キク科で,どちらも「☆パイオニア植物」で……どちらも,原産地では園芸植物や観光業に大いに使われるとともに,他の原産地以外の土地では外来種として,排除の対象になっています.
ちなみに.
「☆パイオニア植物」という言葉があります.
その『開拓者』の名が示すとおり,生き物の住みにくい乾燥した場所などにどんどん生育地を広げることの出来る種類のことをいいます.身近なところでは,タンポポなんかも入ります.種が小さくて,風や動物に運ばれて遠くまで行き,明るいところ,大好き!
そして,寿命は短いものが多いです.その分,多産です.
新しい土地に入り,土地を耕し,次の生育地を求めて遠くまで広がる.
まさに,『開拓者(パイオニア)』!
ちなみに,オオキンケイギク仲間のキンケイギク(花の中央に紫色の紋があるのが特徴だとか☆Coreopsis basalis)は栽培可です……がしかし!
Creopsis属は種名登録などの許可が必要のようです.
「咲いてしまったら,この花は強いよ!」ということで,育ててみたいかたはこちらをどうぞ.
……といいたいところですが!
非常に,今,めんどくさいことになりそうなのでお勧めはできません.
ガザニアも,よく花屋やホームセンターで売っています☆
こちらは日本では規制はかかっていません.
2. 導きの木
☆ヤエヤマヒルギ(Rhizophora stylosa)。
熱帯から亜熱帯の、満潮時に1m近く水没してしまうような干潟に生えます。
ゆるい地面に立つため、タコの足のような『支柱根』を持ち、その実は海流によって散布されます。ポリネシア、ミクロネシアあたりが発祥の地とされ、タイなど東南アジアにもあり、北限は琉球列島です。
ほかにもマングローブの仲間はいますが、この種類は特に光を好みます。
同じマングローブの森の中、大木が倒れて光がぽっかりとあたるところに、潮に流されつつ行き着くことが出来た種子が、根をおろし、成長します。
そして、ここがヤエヤマヒルギ。
水際に近い場所に根を下ろし易い特徴を持ち、強い光条件下で他のヒルギ科よりも有利に成長します。葉の角度も、強い光に熱せられすぎないように、急角度……つまり、祈るような形で開きます。
洞窟の中は、本来ならさすがに窮屈かな(日陰に強い種類もいるので)と思いましたが、ビジュアル的に、「がんばってる感」を出したくてこの種類に決定しました。
ちなみに、熱帯では10年程度で15m近い樹になりますが、亜熱帯では10年たってもやっと1‐2mだったりします。とくに,風当たりや波あたりのつよいぐっと海に寄った場所に生えたら成長は遅いのなんのって!
それでも,毎日満ち潮で水没しても,強い光を浴びても,この木はゆっくりとたくましく生きていきます.
マングローブ植物という言葉は,熱帯や亜熱帯の干潟に生える植物すべてを指します.
世界にたくさんありますが,それぞれ,潮の深いところに育つことが出来る,塩水を葉っぱの裏から排出できる,森の下で暗い場所でじっくり光を待つことができる,など,性格はさまざまです.
このヤエヤマヒルギは,数あるマングローブの中でも光に強く,海側に育つこともできます.なので,おなじ☆ヒルギ(マングローブの和名)の科の中でも『パイオニア的』とも言われたりします.
3. 七つ星
これは,もういうまでもなく北斗七星です.
サナファーラとミゼレィの暮らした惑星は,なんと!
地球の地軸とぴったり同じ軸線上に乗っています!
奇跡ですね(笑)!そりゃあ『神様』たちも大喜びだ!
だから,地球とほぼ同じ星空が見えます☆
以下,☆フレアバースト,☆ウイルスと☆受容体(レセプター),☆失活,……
ある程度の真実を,空想に取り混ぜつつ,肝心の部分はファンタジーである!という印籠を振りかぶってしまいますが……
うん.まだ見ぬ未来,新しい星の出来事だもの,完全に『無い』とは言い切れないかもしれません.
なんて.
私たちの世界も,楽しいものだなと,創世記を作成しながら,思いました.
この物語を書いていくことで、私の中にも創世の謳が聞こえた気がします。
素敵な原曲をこの世に生んでくださった、U-ta/ウタP様に、最大の感謝を捧げます。
おまけ,おしまい!
小説 『創世記』 おまけ? あとがき? ~パイオニアの花,導きの木,空を跨ぐ七つ星 設定解説!~
小説 『創世記』
表紙
http://piapro.jp/content/d7s3rwewl6estds9
第一話
http://piapro.jp/content/ofjdgkybt40e07ff
発想元・歌詞引用:U-ta/ウタP様 『創世記』
音楽 http://piapro.jp/content/mmzgcv7qti6yupue
歌詞 http://piapro.jp/content/58ik6xlzzaj07euj
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