【ビー玉プラネタリウム】
さび付いた窓
軋んだ鍵
レンズの向こう
差した陽が痛い

透明な壁
露を払う
指先が冷え
空が唸った

呆気ないほど青い
私の外側
怯えた目つきで
拒んだのは誰だろう?

ビー玉サイズの
わたしの宇宙では
膨らみ続ける
世界に追いつけない


描いた絵の
扉はない
「紛い物だ」と
嗤う声だけ

あどけないほど白い
私の内側
何もない安堵に
うずくまるカタツムリ

特大サイズの
世界の終末じゃ
わたしの頭で
全部描ききれない


ニセモノの贋作を
ありがたがるように
ポケットにしまって
洗濯かごに投げた


ビー玉サイズの
わたしの宇宙では
膨らみ続ける
世界に追いつけない
等身大の
私の姿から
はじき出された
ビー玉プラネタリウム

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ビー玉プラネタリウム

膨大で広大な宇宙を映すプラネタリウムは、やはりそれなりに大きいと思います。

等身大の自分を映すプラネタリウムがあるとしたら、それはどれほど大きいものでしょうか。

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投稿日:2014/10/01 13:53:28

文字数:332文字

カテゴリ:歌詞

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