ベランダ出たら異郷の地
水晶割ったらかき氷
サンダルの上で葉が芽吹く

君に出会って僕は
この命の在り方を決めた

その前までは地球の丸さも
その前までは地球の固さも
その前までは宇宙のよろこびも

道行くひとのようだった
ブランコの錆びのようだった


屋根裏出たら田んぼ道
しゃぼん玉編んだピエロット
靴底の国で海が満ちる

君に出会って僕は
この命の在り方を決めた

それから先の地球は青くて
それから先の地球は重くて
これから先の宇宙は恩人で

こわいほどきいてほしくて
ふれたらくずれるものなので

それでも

君は花より華やいで
君は透明で反射して
君は香のようにたちこめて
君は水と一緒でせせらいで

僕には見れない景色を見ていく
僕にはできない足跡を綴る

君に出会った僕は
この命の在り方が決まった

君みたいに綺麗なものを ずっとずっと探していく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

また一つ

残りの時間が短くても長くても、儚くても元気ピンピンでも、視力6.0でも見えなくても、耳がよくても聞こえなくても、鼻がきいてもきかなくても。「君」と出会ってからは同じ命の使い方をするイメージでござんす。

閲覧数:78

投稿日:2019/11/10 15:57:11

文字数:385文字

カテゴリ:歌詞

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