「鏡音リン。いや、博士。何でこんなこと……」
「レンくん、無駄なお喋りをしている暇があるなら、早く鏡音リンを捜したまえ!!」
「……はい」

……リン。
馬鹿なことはやめて。
一緒に完成させよう。
核融合炉を。


あれは、僕と君が生きた証なんだから。



もう、誰も来ないで。
近寄らないで。
私は、ここで……。

目の前には、起動前の融合炉。
真っ暗で、何も見えない。
底は深く『ある』のかすら、分からない……。

今からここは、暴走して誰も近付けなくなる。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

炉心融解 ~melt down ~ 3

またまた更新です。

簡潔にまとめられればいいなぁと思ってます^^

閲覧数:209

投稿日:2010/03/07 20:47:15

文字数:232文字

カテゴリ:小説

クリップボードにコピーしました