溢れる空
冷たいドア
息を詰める
膝を抱く

窓の外は
烏羽玉へと
針が廻(まわ)る
朝は遠い

朝は沈み
夜の帳
露を纏い
月が降りる

星の調べ
風の便り
水の行方
針が廻る

木々の祈り
花の踊り
砂の宴
朝は遠い

海の底に
生まれ落ちた
波が寄せる
冷たい部屋

暗がりへと
漕ぎ出す舟
波打ち際
音が消えた

針を止める

忘れていた
誰かの声
懐かしさで
泣きそうになる

振り返ると
朝の気配

囁かれた
僕の名前

声が響く
声が響く
あえかな歌
高く浮かび

夢を砕き
荷物を捨て
壊れそうな
朝(あした)を探す

梓の枝
真珠の雨
あなたの声
針を廻す

空は赤く
星は白く
月は眠り
夜が明ける

夜が

頬をなぞる
細い指が
震えていた
優しい腕

ベッドの上
琥珀の庭
なみだの色
夜の名残

降り注いだ
陽は穏やか
空を仰ぐ
静かな朝

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

黎明

閲覧数:145

投稿日:2014/04/28 00:49:37

文字数:398文字

カテゴリ:歌詞

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