財布を裂いてさ、靴を脱いでさ
あの歩道橋に行こうよ 理由はもういいよ
ベッドから棺へそして壺へ
突然だった 突然君はいなくなったんだ
昨日の何もかもがそのままだよ ひとつを除いて
自分は忘れていないんだって、
自分だけは忘れていないんだって驕っていたけれど
それでもさ、鳥肌が立ったんだ
泣かずにはいられない
悲しいよね でもそれはとっても美しくて
その儚さが、切なさが世界だ
なんて美しい世界なんだ
僕らは他人の悲しみを喰って火を灯す
人が死んだ 感動した
死がある世界は美しいんだってさ
知ってるんだ 無責任だってのは知ってるんだ
でもさ身体中を巡るんだ 瞳に集まるんだ
美しさに責任はいらない
仕事をしてさ、勉強してさ
あの町に行こうよ 準備はもういいよ
立志から忘却へそして焦りへ
今日は明日のために、明日は明後日のために
君は今日死ぬんだよ 今日は何のために
自分は違うんだって、
自分だけは持ってるんだって信じていたけれど
だってさ、永遠が欲しかったんだ
泣かずにはいられない
虚しいよね でもそれはとっても美しくて
その儚さが、脆さが世界だ
なんて美しい世界なんだ
僕らは他人の悲しみを喰って火を灯す
人が死んだ 感動した
死がある世界だけが美しいんだってさ
知ってるんだ 他人事だってのは分かってるんだ。
でもさ身体中を巡るんだ 瞳に集まるんだ
美しさには終わりさえあればいい
切りたての木材の香りがする
今日は生きられるかな それとも今日なのかな
それとも僕じゃなくて、あの人かな
時が過ぎるのを待っていて
雀色時の帰り道
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