ゆっくりとした しずかな午後の 吐息は
冷たい色を マニュキュアの先 残して
オフィスの音 覗いた窓から 高低差 爪弾いて 計るの
多くを 求めて

映し出す 向き合う眺め 昔のアタシ 「今でも覚えてますか?」
わかってる 大丈夫だよ 私は今も 「変わらず明日を信じている」


3年越しに 帰った部屋の 模様は
変わらぬままの 残した時の 白さで
情熱で 綴った日記の 懐かしい 響きに 触れては 
気持ちを 辿るの

不思議なの 昔のアタシ 同じ夢でも 「今とは何が違うの?」
ときめきは いつでも君に 寄り添っていて 「求めた未来を彷徨うの」


歩いている 同じ道よ 振り返る風だって きっと同じ
あれは確かにそう 交わした声 約束の場所で 君の姿 何度も 繰り返した

蘇(よみがえ)る 行く先に舞う 白雪の中 芽生えた気持ちの渦は

訪れた 胸の奥には 残っていたの 「あの時繋げた言葉に」
気づいたの 別れの際に 交わした日付 「3年前の今日」

それは 朝の色 雪の丘 笑う君 あなたが そう いたのよ
それは 時を越え 駆け寄って 差し伸べて それから 包まれてたの

止まってた 私の時は 動き始めた 繋ぐ指先
変わらずに ずっと待ってた 君の笑顔が ただ暖かい



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

君のいる景色

livieraさん の曲
http://piapro.jp/t/_olz に寄せて

応募用に書いたけど、没にしたもの。
なんだろう、詞のフレームそのものに限界を感じたので、これ以上の作りこみをしても厳しいかなと判断。
といっても形にはしたので、載せとこうかなぁって感じです。

今回の公募は、他の方々の詞がとてもレベルが高いので、読むといいかも。
勉強になります。

閲覧数:80

投稿日:2012/12/06 23:55:36

文字数:547文字

カテゴリ:歌詞

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