人ごみのなか ふりかえった君は
あのころより なんだか大人びてみえたけど
僕を見つけ微笑みかけてくる
輝きは あせてはいない
ひさしぶりだね その笑顔
ほほに手をあてる仕草さえ
忘れかけてた想い出が僕の心によみがえる
沈黙は優しすぎた過去(むかし)の日の影ぼうし
微笑みは美しくも危うげな愛の兆し
髪かきあげるしなやかな左手
光る薬指をみつめながら
いつかの君のふるえたくちびると
こおりついた瞳を 思い出す
仲間の話 そのころの・・
突然、会話を見失う
あの日も同じ 僕たちは
言葉探してさまよった
ときめきは月日さえも忘れさせてくれるけど
許されぬ愛のかたち 耳打ちして通り過ぎる
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