甘ったるい吐瀉物を吐き出すように
あなたへの愛も口に出せたらな
でも私のようなチンケな人間ではね
どうにも月並みで
視えないその眼じゃ
何もわからないね
「それでも良い」と言えるくらい
強かであれば楽でしょうね
喉から飛び出したエトセトラを
全て形にして
プレゼントしたい
線路のバラストを赤く濡らすように
あなたの胸に飛び込めたらな
内側から腐ってゆく器を
捨ててまで想い続けるの
広がる
黒きも
縮まる
私も廻る視界の中で愛してね
病的な私のワンダーランド
やたら眩しいネオンに目がくらんで
また催した吐き気
あなたの眼窩の窪みに触れた
陶器のように白い肌
生傷が匂う切り口から
漂う一部分何もかも捨てて沈むのなら
あなたの小腸で首を吊りたいな
五臓六腑ぶち撒けて噎せ返っても
私はあなたが好き
好き
好きだから
好き
細い線が走る私の手首を
握ってここから連れ出して、さあ
あなたが私を嗤うのなら
私は私すら愛せなくなっている
血を浴びた
今日は2回目の恋だ
足元に散ったあなたの花を喰べてね
また
吐き出して
死ぬの
悍しいもはやこれはなんと呼ぼうか?
あなたの脳も四肢も無くたっていいのに
湿らすシーツはあなたの匂い
割れた花瓶の欠片が刺さって痛い
飛び出す世界と私のお目々
ギチギチと締まる幸せが不味い
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