君が言った「知的なんだね
そんなとこが僕は好きだよ」
嬉しかった。だから僕は
自分を呪うしかなかったんだ
そうなんだよ そうなんだよ
僕は「天才」って言われてて
そういうわけで そんなわけで
君の嘘が 分かっちゃうのさ
君のその笑顔が歯痒くて
どうして何も言わないの?
でも僕はほっとしてたんだ
どうして何もできないの…
消えてく 消えてく 止まない 君の音が
遠くて 僕の手は もうずっと 追いつかない
「聞いてる?」 聞いてる 止まない 君の声を
いつだって 曇らない その響き 追いつけない
君は言った「いつも君はさ
皆の一歩先行くんだね」
悲しかった。だから僕は
何かを呪うしかなかったんだ
そうなんだよ そうなんだよ
僕は「天才」って言われてて
そういうわけで そんなわけで
誰も助けちゃくれないんだ
ほんとはスタートが早いだけ
最後は皆が前に立ってる
でも僕はほっとしてたんだ
「最後まで」だったら重すぎて
消えてく 消えてく 止むんだ 賞賛が
遠くて 僕の手は もうきっと 追いつかない
「聞いてる?」 聞いてない 止むんだ その音が
いつだって 曇らない そんな力 僕にはない
それでも僕は君の前じゃ
凄い自分を振舞ってるよ
でも僕はほっとしてたんだ
君が笑ってくれてたから…
消えてく 消えてく 止まない 君の音が
遠くて 僕の手は もうずっと 追いつかない
「聞いてる?」 聞いてる 止まない 君の声が
遠くて 遠くて なんでかな 寂しいんだ
消えてく 消えてく 止むんだ 君の音が
遠くて 僕の手は もうきっと 届かない
「聞いてる?」 聞いてた 本当の 君の声を
「天才」? 呆れる 僕は何も できないのに
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