
あかるいうた ただ歌いたかったな
ちょっと前の事思い出す
君は見つめた
「きょうのうたはまだ?」
そっと 息の音響かす
君を救う歌 探しては
君の声にただ救われた
細い喉が 枯らした声が
故郷 想った
光りながら
紡いだ糸 願いを問う
朝日が ほら
明るい歌 奏で包む
少しだけでいい、歌わせて。
あかるいうた ただ歌いたかったな
ちょっと前の事思い出す
「あ、軽い歌だな」なんて思うこと
ちょっと前よりも増えたな
君と僕を救うために、あかるいうたを書いた。
聞きたくもないニュース
知らない人の不貞、遠くで誰かが死んだ
僕にはどうしようもないけど
音楽だけはある
君が救われればそれでよかった
気がついたら、血眼になって
もっと有名になりたいとか、あの歌は軽いとか
そんな話ばかり
どうだっていいんだよそんなの
好きな音楽を凶器にしてどうして争うの
そんなことを考えてたら
僕も血眼になってた
光りながら
紡いだ糸 願いを問う
朝日が ほら
明るい歌 奏で 包む
少しだけでいい、歌わせてくれよ。
あかるいうた ただ歌いたかったな
ちょっと前の事思い出す
君は見つめた
「きょうのうたはまだ?」
そっと 息の音響かす
願いを音色に込め
遠い町へと運ぶ
小さな明かり いずれ大きく
僕らのことを 照らしてよ
祈りすら聞こえなくなる日が来るとしても
どこかに 残した想いが
いつの日にか 美しい歌声
誰かのもとへ運ばれるよう
繰り返す願いと声
遠い街へと届く
小さな祈り いずれ大きく
故郷のこと 想うように
何もかも聞こえなくなる日が来るとしても
どこかに 残した楽譜が
「あかるいうた」と呼ばれて遠くの
誰かのもとへ運ばれるでしょうか
少しだけでいい、少しだけで。
あかるいうた ただ歌いたかったな
ちょっと前の事思い出す
君は見つめた
少し経ってから
そっと 何か言い微笑む
あかるいうた まだ歌えるみたいだ
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