足元に溶ける透明
狭い傘の中身を寄せる
水払うように簡単に
この手つないだら満たされる?

自由を奪う秒針に生き急いでる音
ポケット含む熱に捨てて行け今ためらいなんて

滑り込む右手
冷たそうなその手
溶け合うはこの手
満たされたこの手
冒されてく熱に
おかしくなる熱に
溶け合う僕の熱
このまま消えてけ

僕たちに溶ける透明
狭い傘なんて捨ててゆく
道はねるように突然に
消えてみて今どこにゆく?

格好が悪い童心にかき消されてく音
冷たさ消えた熱を引いて行け今ふたりのままで

走り出す先へ
飛び出した空へ
降り立った足で
駆け込むはそこまで
失った羽も
欲しかった夢も
見てみればなにも
どこかにきえてく

暗い寒い君の笑う
いつかの僕らを刻み続けてる
君がいないここにいない
いつかの君だけ刻み続けてる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ある男の子

yama-daiさんの作品の歌詞に応募するための作品です。
前半は男の子の純粋な恋。
後半はすこしして歪んでしまった恋を描いているつもりです。


http://piapro.jp/t/D7Fl

閲覧数:113

投稿日:2011/11/29 22:45:48

文字数:356文字

カテゴリ:歌詞

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