A(a+a')

この雨が いつになったら止むのか
知りたがっている

剥き出しの首 どこまで行こうか
数え損ねた朝

A(a+a)

指がひとつ 足りなかった頃の 寂しい食事

眠たくて 暖かい砂地に 沈む人々

B

世界の隅の瀑布 音もなく
あらゆるものが流れていく
音楽も 君の声の形で

S(s+s+t)

ラブカ ああ、ラブカ!
太陽もない 原始から
僕たちは 持っていない 何も

静かな愛だ
春が来たことも知らない
そのままで 居るべきだったんだ

君の目を 蔽って
嫌なものだけ 隠してあげよう

A(a+a')

ひとつひとつ 確認しながら
鍵盤をうつ

たどたどしい 足跡だけど
君に伝わればいいな

C(c+c)

今 舞台を閉じたら
観客は 僕らを 罵るだろうか

さあ 瞳を開いて
あまりにも退屈に 朽ちていく世界だ

SS(s+s+t+t+c+c)

ラブカ ああ、ラブカ!
愚かな僕ら
歴史の 真中にいると 疑わない

真白な言葉
投げかけたまま 窓閉じて
暖かい砂の中で 眠る

君の目を 蔽って
嫌なものだけ 隠してあげよう

君の目を 連れて
雨の止む日を 見させてあげよう

さあ 瞳を開いて
あまりにも退屈に 朽ちていく世界だ
さあ 瞳を開いて
あまりにも美しく 朽ちていく世界だ

~~~

このあめが いつになったら
やむのか しりたがっている

むきだしのくび どこまで
いこうか かぞえそこねた
あさ


ゆびがひとつ たりなかった
ころの さびしいしょくじ

ねむたくて あたたかい
すなじに しずむひとびと

せかいのすみのばくふ
おともなく
あらゆるものが ながれていく

おんがくも
きみのこえのかたちで

らぶか ああ らぶか
たいようもない げんしから
ぼくたちは
もっていない なにも

しずか な あいだ
はるがきたこと もしらない
そのままで
いるべきだったんだ

きみの めを おおって
いやなものだけ かくしてあげよう


ひとつひとつ かくにん
しながら けんばんをうつ

たどたどしい あしあと
だけど きみにつたわれば
いいな

いま ぶたいを とじたら
かんきゃくは ぼくらを
ののしるだろうか

さあ ひとみを ひらいて
あまりにも たいくつに
くちてくせかいだ

らぶか ああ らぶか
おろかなぼくら れきしの
まんなかに
いると うたがわない

ましら な ことば
なげかけたまま まどとじて
あたたかい
すなのなかで ねむる

きみのめを おおって
いやなものだけ かくしてあげよう

きみのめを つれて
あめのやむひを みせてあげよう

さあ ひとみを ひらいて
あまりにも たいくつに
くちてくせかいだ

さあ ひとみを ひらいて
あまりにも うつくしく
くちてくせかいだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

ラブカ

閲覧数:509

投稿日:2020/10/02 11:26:53

文字数:1,182文字

カテゴリ:歌詞

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