暗闇に響くこの声も あなたには届かない?
深い夜に霞んで…


目覚めた初めての朝に 見上げた太陽が視界を灼いた
瞳を貫いた光 眩しすぎて俯いた 泣きながら

何が起こったのかを悟るのは易かった
ここがどこなのか

戸惑いに揺らぐこの声も 風にかき消される
怖くないというわけじゃないけど
きっとどこかで笑っているあなたを見つけ出したい
あてもなく走りだした


迎えた仮初の夜に視たのは 振りかざす誓いの刃
憾みを貫いた痛み 悔しすぎて苦しんだ 夢の中

愛が弾けたのだろう 護るのは難かった
これが憎悪なのか

哀しみに嘆くこの声も 土へと還ってゆく
選び抜いた答えじゃないけど
ずっと心に想っていたあなたに問い正したい
幾度目かの夜が来る…


いつもと変わらぬあなたのいない《空間》
閉じ込められたのは鏡合わせの《日常》


届かない……そばにいるのに……


これを悪夢と呼ばないで何と形容すればいいの?
望んだ未来とは遠く離れ
あの日告げられた《記憶》へと与えられた《願い》ならば 受け容れよう


宵闇に響くこの声に あなたは気付いてる?
泣き疲れ枯れた声だけど
いつも隣で語り合った《愛しい人》なら判るでしょう
虚無の空に問いかけた…

この胸に響くあの声が わたしの道標
罪も罰も痛みも全部
この心に刻み込んで進む まっすぐに見据えた
星空に希望を込めて

いつか笑い合った朝へと 二人歩んだ日々へと駆け出す 彼方へ
再び逢える日を信じて…

あの懐かしい旋律が今も この胸に鳴り止まないから
もし世界が一つ滅ぶとしても構わない…!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

魔法の中の世界

魔法の中の世界の歌詞です。

閲覧数:208

投稿日:2014/12/01 00:59:25

文字数:675文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました