A
思い出せない ほどに
重ねた言葉
教科書には書いてないけど
捨てられないこと
何もないなら今すぐ伝えるのに
もしもが口を塞いだから
自信がないから

B
他愛ない日常の中で
ふと感じるほど染み付いた
それに今日もまた知らないふりをして
チャイムが鳴り響く

サビ
好きだよと言えずに
夜が迫る
ずれた歩幅と眩しい夕焼け
後ろ指を指すように
また胸が痛くなる
口にするのは簡単なのに
出来ない僕を責めてくれないか
背中越しの君を見ずに
また明日

A
思い出せるよ
君の最初の言葉
漫画みたく進まないけど
捨てられないこと

B
他愛ない会話一つさえ
夜空にありそうに綺麗で
それに今日もまた心を踊らせて
チャイムが鳴り響く

サビ
好きだよの言葉を
星に願う
擦れた心と僅かな言い訳
後ろ髪を引くように
届かない手を伸ばす
口にするのは簡単なのに
言わない僕はまだ友達なの?
背中越しの君は見ずに
また明日

ラス
好きだよと言ってよ
僕も言うよ?
ずれた歩幅と眩しい夕焼け
嘘でもいい、いや嫌だよ
また胸が痛くなる
口にするのは簡単なのに
たった一度で全部変わるのが怖いよ
背中越しの君に笑う
また明日